風車の絵

サー風車

サー風車は1820年にカンタベリーの風車大工ジョン・ホルマンにより作られた。

風車が建てられた場所は「どこからも8マイル(約13キロ)」といわれた。確かにマーゲートからも、ラムスゲートからも、カンタベリーからも、サンドウィッチからもちょうど8マイルである!

1854年に風をもっと高率よく利用できるように風車の高さが上げられた。木製構造物全体がジャッキで上げられ、その下の煉瓦製ベースが8〜9フィート(約2.5メートル)高くされた。

サー風車が1861年に補助動力源として蒸気機関を取り入れたのはケント州で始めてであった。この蒸気機関は1907年にガス機関に取り替えられた。

1920年代前半に風車を風力で動かすことを完全に止めた。翼板は取り除かれ売却され、その後ケント州ウィールド地方にあるクランブルック風車で使われるようになった。

風車には現在2つの石臼ペアが揃っている。1つはダービー州ピーク地方の石で、もう1つはフランスの硅石で直径54インチ(約137センチ)である。

1931年に大幅な修理が施されたが、そのときはもうパンなどのための粉ではなく、動物の餌しか生産していなかったのである。

風車が完全に止まったのは1940年のことであり、放っておかれ立ち腐れになった。ガス機関はくず鉄として持っていかれた。機関室の一部は地下に作られてあったので、これを破壊して地面の高さまでゴミをつめた。

私達が1985年にここの持ち主となったとき、風車はほとんど崩れるところであった。

復原

1985年後半に復原が始まった。

最初の一年はだいたい適切な材木や足場を手に入れたりすることで過ごした。

私達の意図は始めからできる限りもとの形に近い完全稼動可能な風車に復原することであった。そして機関室も建て直して、くず鉄となったガス機関に似ているものを入れるつもりであった。

この復原は現在かなり進んでいて、風車で全粒粉の粉をまた生産できるようになった。

年中公開するつもりである。風車の敷地内には近所の工芸や陶器を売っているお土産屋や、クリーム・ティーやケーキ、イギリスの伝統的な軽食などを注文できる小さなティー・ルームもある。

風車の機器は風力と補助の1924年製10.25馬力ガス機関で稼動しているので、私達の元の企画は現在ほとんど達してしまった。

今は元の石臼の間で碾いた粉を何種類か生産し売っている。近所のパン屋さんが焼いてくれるパンも定期的に取り入れている。

そして敷地内にはほかにも色々と面白いものが置いてある。稼動可能な道路蒸気機関車、完全なシードル(リンゴ酒)圧搾機、古い農耕器具、農家の馬車などなど、たくさんある。


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